多汗症の薬としても漢方薬は重宝されます

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汗の仕事は色々あります。老廃物を排出してくれることです。排泄ではありません。あくまでも排出です。汗の目的は、なによりまず体温の調節です。

尿と違って老廃物をだすことは本来の目的ではないのですが、結果として老廃物も排出しています。最近では環境汚染で重金属などが食べ物に含まれていることも多いのですが、亜鉛以外の重金属については、尿よりもむしろ汗のほうが排出してくれます。

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汗をかくことで免疫力も強くなります。汗には、免疫グロブリンAも含まれています。

医師だけを対象としたアンケートで「風邪のときの薬はなにを服用しますか」と尋ねたところ、いちばん多かったのが葛根湯だったそうです。葛根湯は発汗を促す漢方薬ですが、おそらく汗をだすことでウイルスも汗腺から追い出されていくのでしょう。

皮膚の内側にはラングルハンス細胞といって、免疫にかかわる仕事をする細胞があります。簡単にいえば、外から進入してきた異物を食べてしまうのですが、そのときに汗腺も手伝いをしているのです。

多汗症の薬 http://beautyful-health.com/archives/240

多汗症の薬としても、漢方薬は重宝されます。

多汗症の患者さんは、自律神経のバランスに問題があることが多いので、最近は西洋医学の病院の医師も、漢方薬に注目し処方するケースが増えているそうです。