犬の要求吠えとは

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犬は、今すぐ欲しいものがあることを飼い主に伝えたい時にも吠えます。つまり犬は、「ここで吠えたら飼い主がどう反応するかみてみよう……」という「行動実験」をしかけているのです。

犬の要求には次のようなものがあります。 ドアを開けてほしい。庭に出してほしい。構ってほしい。飼い主の食事を分けてほしい。飼い主に早く戻ってきてほしい。クレートや部屋から出してほしい。一緒に遊んでほしい。道で会った犬に近づきたい。

この行動が問題なのは、犬が実験をしかけていることではなく、この実験がたいていは成功するからです。飼い主が犬の要求に応じてしまうと、吠えるという行動か強化され、無駄吠えが定着してしまいます。

柴犬の吠え癖や無駄吠えのしつけ方 


犬の治療は「7割の満足」に

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犬の病気、特に皮膚病やアレルギー等の疾患は体質に起因するものが多く、原因が複合的で、基礎疾患の場合もあるため、完治を目指すのではなく、「7割の満足」を目指すようにしてください。「7割の満足」とは、からだをかき壊さない、夜眠れる、という程度で、病気をいかに完治するかではなく、いかに管理するかがポイントとなります。

100%の満足を目指すと、手術や薬に頼らざるを得ません。最近は、犬の手術も盛んに行われるようになりました。これは現代獣医学の発達の証ですが、手術をしなくてもいい治療法があればできる限り手術をしない、薬に頼らない、という方針で治療をすすめてほしいと願っています。

手術は費用もかかりますし、麻酔を施すので危険率はO%ではなく、絶対的な治療法とはいえません。また、犬には病気を治すぞ、という自覚がありませんから、手術を受けるということは、わけもわからずストレスがかかっているのだと思うんです。

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知らない人に警戒心を持つ犬

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例えば知らない人に警戒心を持つ犬がいたとしましょう。仮の名をポンタとする。ポンタは、食器に誰かが近づくと固まってしまうという大きな危険要因を抱えています。

また飼い主の目から見ても、昼間よりも夜間のほうが不安を感じやすく、人が手を差し出したり、近づいてきたりするとやや緊張する傾向があります。なお人の手を嫌がったり、誰かが近づいてくると緊張するというのは、どの犬にも多かれ少なかれ見られる傾向です。

ある日見知らぬ人がポンタをなでようと手を差し出して、噛みつかれるという事故が起こりました。ポンタはこれまで人に噛みつくことはもちろん、うなり声を上げることさえなかったため、飼い主はひどく混乱しました。

しかも飼い主の見る限りポンタが挑発された様子は全くなかったのです。しかしポンタのプロフィールを見れば、この犬が時限爆弾を抱えており、今回それが不幸にも爆発したのだということがよく分かります。

ポンタのように、うなり声を上げる、空噛みをする、実際に噛みつくといった行動の臨界点が近接している場合、その攻撃行動は「突然、何の前触れもなく」起きたように見えてしまうのです。このような犬の場合は、うなり声を誘発する刺激が、すぐに噛みつきの臨界点にまで達してしまうのです。

また、何の前触れもなかったというのは間違いで、ポンタが危険要因を抱えていたことを考えると、この犬がいつか人を噛むことは予測できることでした。

飼い主はただ「良い犬は噛まない」という思い込みに捕らわれていただけであり、もし食事中に見知らぬ誰かが近づいていたら、ポンタは間違いなくその相手に噛みついていたはずです。それでもポンタが良い犬であることに変わりはないのです。

柴犬の飼い方・育て方・しつけ


犬がすでにものに執着している場合

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犬がすでにものに執着している場合は、慎重にことを進めなければいけません。犬に噛み癖がある場合は、手袋や手を保護する当て布や口輪などを使って、まず噛みつきを抑制するトレーニングを行います。

ただし子どもにこのトレーニングを任せることは禁物です。家族に子どもがいる場合は子どもにもトレーニングに参加してもらわなければいけませんが、それは必ず次の場合に限るべきです。
・犬がその子どもになついている。
・犬が絶対に人を噛まないようにしつけられている。または練習の間ずっと口輪をはめている。
・家にいる大人が全員一通りのトレーニングを済ませている。
・子どもがトレーニングを行う場合は、常に大人が近くで監視する。

これは、ものをやり取りするトレーニングだけでなく全てのトレーニング(食事中の威嚇を抑えるトレーニング、場所を明け渡すトレーニング、人間に触られても平気でいるためのトレーニング)に当てはまることです。独占欲の強い飼い犬にこのトレーニングを行い、品物のやりとりを覚えさせたとしても、家族に子どもがいなければ、恐らくその犬は子どもを前にすると品物を渡すまいとするでしょう。

犬の噛み癖を直す方法
 



犬同士の触れ合い

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仲間と触れ合いたくてたまらないのにその機会を奪われてきた犬は、相手の関心を引きたい一心でぎょっとするような行動に出る時が多いです。

その様子を見た飼い主は「やはり犬同士を会わせるべきではなかった」という思いを一層強め、ますます他の犬を避けるようになります。そしてこの悪循環が延々と続いてしまうのです。

教訓:社会性は仲間との触れ合いの中ではぐくまれるものであり、仲間との接触がなければ低下してしまう・・

相手の犬も同じ様な扱いを受けていれば、なおさらひどいことになります。まともな付き合い方を知らず、精神的に煮詰まった犬が2頭になるからです。

この時犬を相手から遠ざけようとして飼い主がリードを引っ張ろうものなら、ただでさえ興奮状態にある犬を一層剌激し、犬同士の緊張を一挙に高めてしまうことになります。

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犬の留守番時のオモチャと気晴らし

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犬のオモチャには、バスターキューブやアクティビティ・ボールといった難易度の高い知育玩具もあります。どちらも、ドライフードを中に入れて振ると、穴にフードが入り込む仕掛けになっているので、コロコロ転がさなければ中身を取り出すことができないのです。

ロープやローハイド(牛皮で作られたガム)などは、あらかじめスープに浸して乾かしておくと魅力が倍増します。最近では、食べ物が入ったコングを排出する装置が市販されていますね。コングはバラバラのタイミングで出すこともできるし、前もって間隔をセットすることもできます。これなどは留守番をしている犬の気晴らしに最適ですね。


犬の散歩が辛いんですけど

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しかしなかなか涼しくなりませんね。9月も続くと思うととても憂鬱です。
日中、犬も辛そうです。かなり体力と気力を消耗しているようにも感じます。
ま~それでも夕方は少しだけ涼しくなったような気もするので、日中はとにかくガマンですね。

なんかでも暑さで疲れがたまって抜けないような気がします。暑さによる疲労というのもあるんでしょうか・・少し無理しないでゆっくりしようかな・・今月は結構頑張ったからな。

さて、もう少ししたら犬の散歩です。引っ張りがなくなってきたので最近は散歩が楽で楽しいです♪


犬の抜け毛のブラッシング

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今日はとても蒸し暑い一日でした。ここ数日は梅雨間近ということで、暑い日が続きました。

それに伴って毎年恒例ですが犬の抜け毛が始まりました。
冬毛がこれから夏にかけて大量に抜けます。毎日丁寧にブラッシングしていかないと、後で大変なことになって、毛を根こそぎカットしなければならなくなります。

今日は入念にブラッシングしました。毎年少し怠けてしまっていたからです。結局は毛玉になってしまって、最後にバリカンでごっそり刈り取る感じになっていました。

どっちみち夏前に、暑さ対策で大胆にカットするので横着していたんですね。でもそれまでに毛玉になっていると蒸し暑いのでやっぱり可愛そうです。

今年は少し早めから、しっかりブラッシングして、風通しを少しでも良くしてあげようと思います。


クンクン鳴いて飼い主を呼ぶ犬のしつけ

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今日受けたご相談は、家に来たばかりの犬が「クンクン鳴く」、というご相談でした・・


ご質問内容は以下です・・


我が家には二週間前に来た二ヶ月半のトイプードル♀がおります。
昼間にわんわんというのではなくクゥンクゥンとしきりに鳴きます。このような場合の対処方法を是非お聞かせ願いたくメールしました。宜しくお願い致します。


お答えした内容は以下です・・


クンクン鳴くのは、「呼んでいる行為」ということになります。「もっとかまって、遊んで、なんか食べたい」・・ですが、これに応えてはいけません。要求の際限が無くなり、いずれ主従関係が逆転してしまい、やがて要求吠え、無駄吠えに進行します・・

環境はどうでしょうか。

ケージ内にハウス、トイレ、水があれば、もう必要なモノはありません。単なるワガママの要求になります。
これに反応するような従属的な態度を見せてはいけません。食事の催促にも反応してはいけません。

毅然と無視できる精神的強さも、持つ必要があります。

「声をかけたい、触りたい」と思われたら、意味無くかまうのではなく、何か指示を出して出来たら褒める・・

スワレ、マテ、フセ、コイ・・何でも良いです。そうすれば、スキンシップもとれますし、主従関係も深まります。(褒めすぎはいけません)。

ヒモ付ボール遊び、リーダーウォーク、あお向けも実施してください。

吠える犬のしつけ事例


今日の犬のしつけ相談者も体罰と甘やかし

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今日も犬のしつけ相談を受けました。
やっぱり犬のしつけが出来ない人の接し方には共通点があって、必ずと言っていいほど、体罰と甘やかし・・これが原因です。

犬は人間のように知能が高くないので、体罰を理解できないんです。痛い思いをさせる人間は、犬にとって驚異・・あるいは嫌な存在でしかないのです。強い体罰をすると、とにかく犬は嫌なので何となくその人には従いますが、ストレスはその度に積み重なっていて、いつかそのストレスは爆発してしまうのです。

そして体罰を加えていない人に対しては明らかな攻撃性を見せます。また、もし体罰によって表面上言う事を聞いていたとしても、そんな関係で良いのでしょうか。そんなことをするためにあなたは犬を飼ったわけではないはずです。

それと意味無く抱っこしたり、なでる・・
この従属的な態度は主従関係が狂ってしまいます。犬は甘やかされる事によって、結果的にストレスになっているという事を理解してください。家族の愛情表現が実は犬を苦しめている・・そんな悲しい現実に早く気付いてほしいのです。

柴犬のしつけについての解説ページです。